大津市「料理と読書を楽しむ家」
| 竣工 | 2021年 |
|---|---|
| ご家族構成 | ご夫婦＋お子様1人 |
| 敷地面積 | 112.89㎡（34.15坪） |
| 延床面積 | 85.28㎡（25.80坪） |
| １階面積 | 48.02㎡（14.53坪） |
| ２階面積 | 37.26㎡（11.27坪） |
敷地34坪の駅前の狭小地に建つ、お庭と一体になった明るく開放的なお家。
ご家族皆さん読書好きで、読書を楽しめるよう、心地良い居場所をあちこちに散りばめました。
LDKには大きな窓を設け、キッチンから家庭菜園のあるお庭に行ったり来たり。
採れたて野菜でお料理を楽しむことができます。
住宅地でもお家の配置や間取りを工夫した、コンパクトながら見どころがたくさんあるお家です。
吹き抜けから明るい光が差し込むLDK。
大きな窓からは家庭菜園のあるお庭へ行き来ができる。採れたて野菜ですぐにお料理！
梅干を漬けたり、味噌を手作りしたりお料理大好きな奥様こだわりの造り付けキッチン。
小さな造り付けのデスクを置いて、書斎にも読書スペースにも。
3畳の小さな畳スペース。暗がりのある、落ち着く空間に。
リビングから続く読書コーナーは庭を眺めながらのんびりと楽しめる。
階段の天窓からは美しい光が差し込む。
２階の寝室と吹き抜けの間には障子を設け、ゆるやかに空間を繋ぐ。
造り付けの洗面スペース。鏡の奥も収納にしてすっきりした空間に。
洗い出しの玄関土間。室内に上がるとナラの木の足触りが心地良い。
火山灰が原料の塗り壁の外壁。住宅街でも視線が気にならないよう、お庭のまわりは板塀を設けた。
担当設計士：松本（まつもと）
駅前の狭小地でも、庭と家を行ったり来たりできるお家です。
敷地は34坪と狭小地ですが、敷地いっぱいに家を建てるのではなく、庭をしっかりと確保することで、庭と一体となった明るく開放的な暮らしができるようになりました。
家族全員が読書好きで、ご夫婦はオーガニック料理やお菓子作り、そして娘さんはお絵描きが大好きです。そんなご家族が、小さな家の中でもたくさんの居場所を見つけて過ごせるように、ＬＤＫを分解して点在させました。
そしてそれぞれの寛ぎスペースが庭とつながり、外と中を行ったり来たりできる楽しい暮らしを想像しました。
お住まい後にお邪魔させて頂くと、お庭には立派なトマトが実っており、キッチンではお菓子作りに集中するご主人が庭越しに見え、小さな土地を目いっぱい活用して暮らされているご家族の様子がありました。
