大津市「~商店街ホテル 講 大津百町~ 近江屋」
旧東海道沿いにある江戸末期に建てられた町屋を、部屋割りタイプのホテルにリノベーションしました。
元々は呉服屋を営む大旦那の家で、その後も住宅兼店舗として増築が繰り返された建物だったため、内部はかなり痛んでいましたが、骨組みだけの状態にしてから補強を入れ、冬でも過ごしやすいように徹底的な断熱を施しました。
道路から見て左側にあった既存の和室はそのまま居室として残し、右側とその奥はすでにがらんどうだったので、丸太組を現しにしたままの居室にリノベーションしました。
商店街周辺に点在するホテルのフロントとレストラン機能も兼ねています。