社員大工制と貢献活動が「企業価値認定」を受けました。
お知らせ
当社が10年以上前から行ってきた、社員大工による棟梁体制や、大工の新卒採用と棟梁育成、そして大工技術を生かした社会貢献活動が認められ、企業価値協会により「お客様や社会から強く支持される特徴的価値を有する」と判断され、認定を受けました。
現在の建築業界では、大工の工事は下請け・孫請け業者に依頼するのが一般的です。工程ごとに多数の人間が関わるため、何か起こった時の責任の所在が曖昧になる恐れもあります。
そんな中、谷口工務店では棟梁が中心となり施工しながら、現場の業者手配や材料の発注など現場監督の役割も担い、現場の一貫した髙い品質管理を実現しています。
また、下請け業者にはできる教育にも限界がありますが、社員大工ということで技術面・精神面での教育が出来、より価値のあるサービスの提供が行えます。
34名いる社員大工の技術を生かして、端材を利用した地元幼稚園へのボランティア補修工事や、滋賀県日野町の森林間伐作業、そして間伐材で製作した鳥居の奉納など、地域社会に貢献した活動にも力を入れています。
今後は、県庁所在地でもある大津市のアーケード商店街にて、町家を改修したホテルをオープン予定。町を守る棟梁として、空き家対策、町家活用、歴史建築物の価値創生など、地域活性化にも取り組んでまいります。