事例20
田園風景を眺める、インナーバルコニーのある家
滋賀県野洲市
T様(ご夫婦+お子様2人)
美しい風景を眺められる、2階リビングのお住まい。インナーバルコニーでご飯を食べたり、お庭の手入れを楽しんだりと四季折々に変化する自然を感じながら日々過ごされています。
谷口工務店に決めた理由は?
生活のさまざまなことまで、家族全員の話を聞いてくださる姿勢から、設計の鷲山さんにお願いしたいと思いました。
子どもたちにとっての自分の故郷、「ここで育った」という場所を作ってあげたいと思ったことが家づくりのきっかけでした。関東から滋賀県に転勤になり、お互いの実家が近くなったので、このタイミングしかないなと。関東に住んでいた際、友達のお家がとても素敵な雰囲気だったんです。その友達は、建築家の伊礼智さんが設計するお家の雰囲気が好きで、私たちが滋賀県に引っ越すと話したら「滋賀県で家を建てるなら谷口工務店で建てたかったな」と話していて。
その話をきっかけに、資料請求をして、見学会に行き、設計の鷲山さんとお話をしました。その時に「土鍋で炊くご飯って美味しいですよね」など料理の話で盛り上がったこともよく覚えています。家のことだけでなく、生活のさまざまなことを聞いてくださる方だなと思いました。他にも何社か話をしていましたが、話しやすさだったり、家族全員の話を聞いてくださる姿勢だったり、最後は鷲山さんにお任せしようと思って谷口工務店に決めました。打ち合わせが始まってからも、対話を大切に進めてくださっているなと感じましたね。
土地探しはどのように進んだ?
100坪の広い土地を思い描いていましたが、広さは半分ほどの今の土地で理想が叶うプランを描いていただき、この土地に決めました。
最初は100坪前後の大きい土地がいいなと思って探していました。「車3台、平屋、ウッドデッキでプール、庭で畑」を思い描いていたんです。ここが良いかなと思って目星をつけていた土地が、契約しようと思っていた矢先に買われてしまって。土地選びは即断即決が大事なんだと実感しました。
その後、土地探しを進める中で約50坪の今の土地に巡り合いました。鷲山さんにこの土地で私たちの夢は叶いますか?と相談したら、眺望を活かした素敵な設計図を描いてくださったんです。やりたかったことを実現できないと思っていた土地なのに、私たちが望んでいた暮らしの全てが詰まっていると思いました。伊礼智さんの『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』という本も読んで、小さな家でも気持ち良く暮らしている方がたくさんいて参考になりました。
2階リビングやインナーバルコニーは開放感があって広々と感じられますし、目の前の田んぼ道を走り回れば庭の代わりになります。四季を感じられて、田植えで水が張られる時は我が家では「ウユニ塩湖」と呼んでいます(笑)
工事中の思い出は?
設計士さんと大工さんがチーム一丸となって、私たちの家づくりをしてくださっていることが伝わってきました。
上棟で棟木に言葉を書く時に、娘が「この家と共に生きる」と書いたんです。この言葉の通り、家と一緒に育っている気持ちです。
現場には何度も足を運ばせてもらったのですが、危なくないように配慮してくださっていたり、今日はこんな作業をしていますと丁寧に教えていただきました。子どもたちもウォークインクローゼットの工事を体験させてもらいました。設計士さんと大工さんがチーム一丸となって、私たちの家づくりをしてくださっていることが伝わってきて、安心感がありましたね。
工事現場がきれいという印象もあったからか、お家が完成してからも「このお家素敵ですね」と声をかけていただくなど、ご近所の方と良好な関係を築けています。
住み始めてからの感想は?
掃除が習慣になったり、お庭の手入れをしたり、お家のことにかける時間が長くなりました。インナーバルコニーも家族のお気に入りの場所です。
ずっとお家をきれいに保ちたいという気持ちから、掃除が習慣になりました。朝は掃除機をかけてから会社に行くのが日課になっています。あとは、お庭の手入れをする時間も楽しいですね。自分たちで選んだ木なので愛着が湧きますし、自分たちで剪定もしています。今までは休日、外出することが多かったですが、お家まわりのことにかける時間が長くなりました。
子どもたちはインナーバルコニーが大のお気に入りで、平日の朝や夜もここでご飯を食べたい!とリクエストされます。心地良い風が入ってきて、お昼寝するのもとても気持ちが良いです。子どもが成長しても、今みたいにリビングに集まって、インナーバルコニーで遊んで、というのがごく自然にできる家になれば良いなあと思います。
あとは、定期的に点検に来てくれているので、安心感があります。ここにこんなお花が咲きました、というお話もしたり、何かあった時はすぐに対応してくださったり、建てて終わりではなくてずっと繋がっていられる気がしますね。