事例7
大きな窓が中と外をゆるやかに繋ぐ家
滋賀県彦根市
M様(ご夫婦+お子様2人)
リビングダイニングに連なる大きな窓から、のどかな自然をのぞむ、M様のお家。 こだわりの造り付けキッチンや薪ストーブが、日々の暮らしをより豊かに彩っています。
家づくりを考えた理由は?
子どもが小学校に上がる前に、本格的にお家づくりをスタート。
マンション住まいだったのですが、長女が小学校に上がる前に、家づくりを本格的に考え始めるようになりました。
最初はハウスメーカーを回っていて、ざっとプランも描いてもらったのですが、なんだかピンと来ず。ツンとする化学的なにおいは、身体が受付けない感覚もありました。
そんな中、谷口工務店で建築されたお家に住んでいる知り合いのところへ遊びにいったんです。木の香りが部屋いっぱいに広がっていて、居心地もよく、早速問い合わせしてみました。
モデルハウス 下田の家には宿泊体験もしたのですが、本当に心地よくて。窓がすべて開放できるリビングも、私たちの理想。谷口工務店でなら、“身体と心が休まるお家”を建てられそうだと思って、谷口工務店で建築することに決めました。
間取りを考える上でこだわったことは?
中と外のつながりをゆるやかにできる、大開口が欲しい。
最初にお伝えしたのは、「中と外のつながりをラクにしたい」ということです。開放的なリビングダイニングを思い描いて、家の中にいながら自然を感じられるお家にしたいと思いました。実家のすぐ隣が森で、四季を肌で感じていたので、その影響が大きかったのかもしれません。
あとは、娘2人と一緒に料理できるよう、造り付けのアイランドキッチンにしてもらいました。
カウンターに料理を出せば、ダイニングへ運ぶのもスムーズですし、将来夫婦2人になった時も、カウンターに座ってくつろぐこともできます。家づくりの過程では、夫婦で何回も意見をぶつけ合いました。ケンカもしながら(笑)、一生に一回の夢を詰め込むんやって意気込んで。クリアファイル一冊分くらいにもなる、イメージ写真の切り抜きを集めて、打ち合わせの時は持って行ってましたね。
工事中のエピソードは?
現場はいつもきれいで、丁寧な仕事をしているなという印象でした。
仕事帰りの真っ暗な現場を携帯で明かりを照らしながら、「今日はここができているなあ。」と言いながら見ていました。実家が隣にあるので、父もしょっちゅう見に行って、できあがっていく様子を楽しんでいましたね。
当初、大工さんといえば年配の方というイメージでしたが、担当していただいた大工さんは若い方で、正直に言うと、工事前は「大丈夫なのかな?」と思っていました。でも実際工事が始まると、日中現場を見に行った時は、しっかり受け答えしてくれて安心できました。いつ見に行っても、とてもきれいに整理されていて、丁寧な仕事をしているなと感じました。
住み始めてからの暮らしは?
家事や食事を丁寧にするように変わって、暮らしを味わっている感覚です。
「丁寧に生活したい」と思うようになりました。アイロン台を作ってもらって、アイロンするのも、畳むのも、きっちりきれいに畳んでクローゼットに直したり。食事も今までパパッと作っていたのを、ちょっと力を入れたり。
薪ストーブも大活躍です。これだけで家中ポカポカで、365日Tシャツで過ごしています。炎を見つめながら、お酒を飲む時間は格別ですね。
大きな窓から見える庭では、ナチュラルガーデンを計画しています。今も庭先でハーブを育てていて、自家製ハーブティーは娘たちもお気に入り。
家族のたくさんの想いを詰め込みながらも、本当に必要なもの、大切なものを選んで作り上げたお家で、暮らしを味わっている感覚です。