事例15
雨の日も、晴れの日も。豊かな自然を味わう家。
滋賀県栗東市
S様(ご夫婦+お子さま2人)
目の前に広がる田園風景と、遠くに三上山を望む自然豊かな立地を存分に生かした間取り。 室内でもお庭でも、心地よい時間が過ごせる住まいです。
家づくりを考えた理由は?
「お庭のある暮らし」が理想で、一戸建てを選びました。
5年ほど賃貸アパートに住んでいましたが、子どもの成長と共に家づくりを考え始めました。男の子2人なので、もっとのびのびと遊ばせてあげたいなと思いましたし、私も夫もお庭のある暮らしがしたかったので、マンションではなく一戸建てを選びました。
私が元々大学時代に建築を学んでいたこともあり、建築の本をよく読んでいたのですが、伊礼智さんの本で谷口工務店を知ったんです。展示場のモデルハウスを実際に見に行って、「こんな空間が作れるんだ!」と感動しました。家とお庭の関係性や居場所があちこちに点在しているところに惹かれ、ほとんど迷うことなく谷口工務店にお願いすることにしました。
お家を考える上でこだわったことは?
自然が豊かな立地を生かして、家の中からも「緑を感じられること」を大切にしました。
1番のテーマは「緑を感じられること」。目の前に田んぼが広がっていて、遠くに三上山が見える自然が豊かな場所なので、お庭で過ごしている時だけではなく、室内にいても緑が眺められるような家をお願いしました。
プランを提案してくださるまで「こんな感じかな?」とイメージを膨らませていましたが、設計担当の菊地さんが提案してくださったL字型のプランは、私たちの想像以上でした!上手に希望を汲み取ってくださっていて、ほぼ最初のプラン通りで間取りが決定しました。
来客時にも活用できる畳スペース、テレワークに便利なキッチン横のカウンター、夫の趣味である写真を飾れるスペースなど、私たちらしい暮らし方ができる家になったと思います。
どんな風に過ごしていますか?
近所の子どもたちが話しかけてくれたり、お庭を通じて自然と交流が始まります。
子どもたちはリビングにおもちゃを出して遊んだり、リビングの窓から外に出て裸足のままウッドデッキや芝生のお庭で遊んだり、のびのびと過ごしています。
休日はアウトドア用のピザ窯で、お庭でピザや焼き芋を楽しんでいます。板塀でほどよく視線を遮りながらもオープンなお庭なので、近所の子どもたちが「何してるの?」と声をかけてくれて「一緒に遊ぼう!」となったり。お庭を通じて自然と交流が始まるのがいいなと思っています。
私はテレワークで家にいることが多いのですが、リビングのソファで外を眺めながら一息
ついたり、畳でくつろいだり、その時の気分でいろんな場所で過ごしています。居場所がたくさんあって、どこからでも緑が見えるので良い気分転換になっています。
住み始めてから気付いたことはありますか?
意外だったのは「雨の日」の美しさ。これまで気付かなかった素敵なことに気付かせてくれる家です。
アパートにいた頃から集めているお気に入りの照明や家具をそのまま持ってきましたが、新しい家に合わせて買ったかのように馴染んでいます。寸法やデザインも含めて、これまでの私たちの好みや暮らしにすごくピッタリ合った家なんだなということを実感しました。
また、住んでから意外だったことは「雨の日」の過ごし方。鎖樋に雨水が伝っていく様子や、お庭の緑が雨に濡れて色が深まる様子を眺めていると、すごく豊かな気持ちになるんです。アパートにいた頃には、雨の日に外を眺めることなんてなかったと思います。
朝起きて階段を降りてくると、プリーツスクリーンに朝日を浴びた木のシルエットが映っていたり、ふとした瞬間に目に映る景色に心が癒されます。これまで気付かなかった素敵なことに気付かせてくれる家だなと思います。