少しの暖房で家中ぽかぽかに!〜高気密・高断熱の家〜
家づくりの話
11月に入り、朝晩は随分冷え込むようになりました。
帰宅すると、外と同じ温度に冷えきった我が家…暖房をつけてもなかなか暖まらず、ストーブの前から動きたくない。。
そんなお住まいでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しんしんと雪が降る寒い冬でもあたたかく快適に過ごすためには、お家が「高気密・高断熱」であることが重要です。
「高気密・高断熱」って具体的にどういうこと?その効果は?
こちらで詳しくご説明します!
■「高断熱」の家とは?
外の温度は壁や窓を通して家の中に伝わってきます。
そこで、壁の間に断熱材を入れたり、断熱性能の高い窓を採用して、暑さ・寒さをシャットアウトします。
この断熱性能が高い家を「高断熱の家」と言います。
高断熱の家は、少しの暖房で部屋が暖まりやすく、冷えにくいのがメリット。
冬に室温20℃を確保するまでの所要時間が、断熱された家では25分かかるのに対し、断熱されていない家ではその4倍の100分もかかるというデータもあります。
少ないエネルギーで室内を効率よく暖めたり冷やしたりできるので、省エネで光熱費もお得になります。
■高気密な家とは?
高気密な家とは、簡単に言うと「限りなく隙間のない家」ということです。
家は様々な部材の組み合わせでできており、床や天井、窓枠などには目に見えないくらいの小さな隙間があります。
この隙間から空気が出入りし、冬は外から冷たい空気が入り込み、室内の暖かい空気が外に逃げていきます。
この隙間が小さければ小さいほど気密性が高い家となります。
室内の熱が外に逃げないよう断熱性を高めるとともに、気密性も高めることで、より少ないエネルギーで室内を快適な温度に保つことができるのです。
■省エネだけじゃない!高気密・高断熱の家の効果
《体感温度》
私たちが室内で感じている暑い・寒いといった感覚は、室温だけでは決まりません。
壁や床の表面温度の影響も大きく受けており、これを「体感温度」といいます。
高気密・高断熱の家は、冬でも壁などの表面温度が下がりにくく、暖房して同じ室温にしていても断熱されていない家よりも体感温度が高くなります。
《室内の上下温度差》
古い家にいる時、暖房がされていて顔は火照っているのに足の指先が冷えて寒い...といった経験はありませんか?
断熱性能が不十分な家では、上下の温度差ができやすく、いくら暖房を行っても快適になりません。
これに対し、高気密・高断熱の家は室内の上下の温度差ができにくく、少ない暖房エネルギーで快適に過ごすことができます。
■高気密・高断熱の家ではどうやって作る?
以上のように、高気密・高断熱の家は、少ないエネルギーで室内を快適な温度環境に保ってくれます。
高気密・高断熱の住まいを作るには、材料選びや工法、施工技術に左右されるため、住宅会社がどのような家づくりをしているかを知ることが大切です。
谷口工務店では、断熱材に「発泡ウレタンフォーム」を使用しています。
これは冷蔵庫に用いられる断熱材と同じもの。
柱や壁の間に隙間なく吹き付け、家中をすっぽりと包み込むことで、高気密・高断熱の住まいをつくっています。
最も外の温度の影響を受ける窓まわりには、アルミと樹脂の複合サッシである「LIXILのサーモスL」が標準仕様。
耐久性・デザイン性に優れたアルミサッシのメリットと、断熱性の高い樹脂サッシのメリットを融合させ、ガラス部分にも高い断熱性能をもつハイブリッド窓です。
このような高性能の断熱材とサッシにより、谷口工務店の家は最も高い断熱性能を表す「断熱等性能等級4」を標準的に確保しています。
※「断熱等性能等級」については、次回のブログで詳しくご説明します!
デザイン性と快適性を兼ね備えた心地よい木の家を、ご予算・ご要望に合わせてご提案させていただきます。
ご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。