「間伐材でつくる鳥居」。
谷口工務店の日常
みなさんこんばんは。大工のやまもとです。
桜の季節も終わったと思えば、もうゴールデンウィークですね。
みなさんはどんな風に過ごされるでしょうか。
天気も割と良い日が多いようなので、外に出るのも気持ち良さそうです。
さて、谷口工務店ではこの時期になると、毎年恒例となっている神社「鳥居奉納」のイベントがあります。
これは、森林パートナー協定といって、県と地域と企業が行う森林保全活動のひとつです。
当社は日野町の鎌掛地区と協働で、正法寺山の間伐などの整備を5年前から毎年行っています。
その山のふもとにある正法寺というお寺は、鳥居がなくなってしまったということで、
その山の間伐材を利用して、鳥居を大工が手作りして、設置しています。
これは昨年の様子です。毎年ひとつずつ増えていってます。
近年では、木を扱える大工も減ってきているようです。
当社ではこうして熟練の大工から若い大工へ、
木の知識や扱い方、加工方法などの技術を学んでいます。
丸太と丸太を組み合わせて作るのでけっこう大変です。
今年もなかなか良い出来栄えとなりました。
この後、色を塗って完成です。
ゴールデンウィーク明けに、奉納する予定です。
近くまで行った際には、ぜひ見ていただきたいです。
木の家専門店の工務店として、
今後も、地域と山に恩返ししていきたいと思います。