「夢よ、もう一棟」
谷口工務店の日常
こんにちは 設計部の松本です。
早速ですが、私は「別荘」に憧れています。
CMで「夢よ、もう一階」とありますが、私にとっては「夢よ、もう一棟」です。
せっかくなら大きい夢を持たないと!
というわけで、将来は別荘を建てます。(夢に向けての決意表明です)
琵琶湖沿いか、森の中か…
普段住むお家には「仕事」「生活」という絶対的な条件があるため、プランに大きく影響します。
その中で、快適で素敵な間取りを考えるのが設計士の腕の見せ所です。
しかし別荘に関しては「何も考えなくて良い」という寛大な条件だけです。(もちろん予算はありますが)。
色んな事ができるので、考えるのが楽しいですね。
一つ、私が憧れている別荘が栃木県にあります。「イタリア大使館別荘」です。
たまたまネット検索で見つけました。
いいなと思い、調べるとイタリア大使館の夏季専用別荘でした。大使館に別荘があるんですね。
設計はアントニン・レーモンド。
吉村順三や前川國男が彼の事務所で働いていました。日本のモダニズム建築に大きな影響を与えた方です。
室内も室外もほとんどが杉皮で覆われています。地元の日光杉の皮だそうです。
色んなパッチワークの杉皮で覆われた各部屋は、中禅寺湖に向かって大きく開き、その先の雄大な山々を眺められるようになっています。紅葉の季節が素敵そうです。ぜひ訪れたい素敵な一棟です。交通がとても不便なため、長期休暇にタイミングを見ていこうと思っています。
別荘の話ということで、少し現実とは離れた内容でしたが、生きてるうちにせっかくなら、琵琶湖沿いに一棟建てたいです。
設計士としての、私の大きな夢です。