「二棟の方形屋根の家」
家づくりの話
設計部のとようらです。
先日、奈良県でお引渡しをしました。
今回設計したお宅は『方形屋根』が美しい、リビング棟と寝室棟との2棟つないだ平屋のお宅です。
周りは自然に囲まれた高台です。その立地を活かすように家を計画しました。
周りの借景を活かすように窓の配置にもこだわり、あちらこちらで緑が見えます。
借景とは、日本庭園や中国庭園における造園技法のことです。
周りの山や森林などを自分の庭の風景に取り込むことで、
自分の庭と背景となる借景を一体化させて、景観を形成する手法のこと。
分かりやすくいうと、風景をお借りすることです。当社の家づくりでは常に借景を考えています。
大工さんもこの斜めの天井を作るのに工夫をしております。
斜めの天井から、屋根の軒先がフラットで作られています。大工の技が光ります。
ダイニングは景色がすっきり見えるように角に窓を配置。
部屋に奥行きが生まれ、広く感じる視覚効果もあります。
畳コーナーは一段小上がりになっており、カウンターで勉強や作業をすることができます。
掘りごたつ式になっており、ゆったりとくつろぐことができます。
寝室も借景が望めるように窓を配置しています。朝起きると毎日美しい景色、明かりが入ってきます。窓を少し低くすることで落ち着いた明かりが入ってきます。
お庭にはウッドデッキと芝生を張り、外も楽しめるように設計をしました。
当社は滋賀県外でも家づくりさせて頂いております。
住まれる方のご要望をお聞きして、現地に伺い、土地の特長や周りの環境を調べ、
今の暮らしの様子を拝見し、それらすべてを設計に活かします。
「こんな家考えているんだけど建てられるかな?」と疑問を持たれましたら、
お気軽にお問合せ下さい。
世界に一つだけの夢のマイホーム、心地よい暮らしを、お客さまと一緒にデザインいたします。