「HOTEL講 大津百町」の楽しみ方<5>名勝庭園を楽しむ
谷口工務店の日常
こんにちは。谷口工務店 設計の鷲山です。
最近はかなり冷え込んで、お布団が心地よい季節になってきましたね。
先日、商店街 HOTEL 講 大津百町に宿泊してきました。
宿泊の前に、ずっと気になっていた大津市坂本の散策をするために京阪電車の終点 坂本比叡山口へ。
比叡山のふもとである坂本には、たくさんの里坊があります。
里坊とは、延暦寺の僧侶の隠居場だそうです。
その中のひとつ、『旧竹林院』へ行きました。
門をくぐったところからわくわくします。
建物の中に入って進んでいくと、目の前にお庭が広がります。
このお庭は、国指定の名勝庭園です。
お庭の散策をしていると、茶室やあずまやが。
残念ながら中には入れませんが、気になる建物です。
ゆっくりと緑を楽しんだ後は、旧竹林院の向かいにある『芙蓉園』へ。
この中には、石積みでできた洞窟があります。
何のために作られたのかは不明なものだそうなのですが、しっかりとしていて技術の高さがうかがえます。
また、ここ坂本にはたくさんの石積みの石垣があります。
先程の洞窟やこの石垣は「穴太衆積み」と呼ばれる石積みで、古来より山門の土木営繕的な御用を勤めていた「穴太衆」の手によるものです。
彦根城や大阪城、金沢城の石積みも坂本穴太衆の手によるものだということです。
何百年の時を経て苔むしている姿がとても美しいです。
坂道を下って行って、駅に戻り、いよいよ『HOTEL 講 大津百町』へ。
18:00にチェックイン
私たちは、「糀屋」に宿泊しました。
「ただいま~」と言いたくなるたたずまい。
明日までこの場所が私たちの住まいです。
夕食までは、お気に入りの椅子に座ってみたり明日は何をして過ごそうかと相談したり・・・ここで一晩過ごすと思うだけでわくわくします。
夜ごはんは、糀屋から徒歩1分の『四ツ辻の辻―』さんへ。
気さくな店主の方に大津のお話など伺いながら、とても美味しいお料理をいただきました。
どのお料理も美味しかったのですが、特におすすめは「キノコのブルーチーズ炒め」です!
そのまま食べても良し、一緒に出してくださるバゲットにチーズを付けてもまた良しと2度楽しめるお料理です。
滋賀の地酒もたくさん置いてあり、ついつい呑みすぎてしまいそうです。
夜風にあたりながら帰宅。
ゆっくりとヒノキ風呂に入って体を温めて就寝しました。
2日目の朝は、お庭からの光で爽やかに目覚めました。
少し身支度を整えて、赤十字病院の近くにあるベーカリー『dry river』さんへ。
昨日、キノコのブルーチーズ炒めと一緒に出してくださったバゲットがここのパン屋さんのものだとうかがい、行ってきました。
焼きたてのパンたちはどれも美味しそうで選びきれず、昼ごはんの分も購入。
早く食べたい気持ちを抑えて足早に糀屋へ帰ります。
お部屋に置いてあるミルで豆を挽いて、コーヒーをドリップ。
この豆は守山にある『米安珈琲焙煎所』さんによるHOTEL講のオリジナルブレンドです。
お庭を見ながら、美味しいパンとコーヒーの優雅な朝ごはん。
チェックアウトは11時なので、朝もゆっくりと過ごせます。
上質な日常を過ごす、まさにそんな2日間でした。
旅行に行くとあれもこれも、と行きたいところを詰め込んで、夜はホテルで寝るだけ・・・となってしまいがち。
楽しいけれどなんだか疲れてしまうということも多いのですが、今回はのんびり過ごしてパワーチャージができた2日間でした。
皆様も大津で「暮らすように泊まる」体験をされてみてはいかがでしょうか?
<紹介したスポットのご紹介>
●『旧竹林院』
滋賀県大津市坂本5丁目2番13号
京阪電車 坂本比叡山口下車 徒歩10分
●『芙蓉園』
滋賀県大津市坂本四丁目5番17号
京阪電車 坂本比叡山口下車 徒歩10分
●『四ツ辻の辻一』
滋賀県大津市長等3-3-12
商店街 HOTEL 講 大津百町「糀屋」からすぐ
●『dry river』
大津市逢坂2-9-15
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○宿泊予約はこちらから
一休予約サイト
https://www.ikyu.com/00002606/
<宿データ>
名称: 商店街HOTEL 講 大津百町(しょうてんがいほてる こう おおつひゃくちょう)
所在地: 〒520-0043 滋賀県大津市中央1-2-6 近江屋(フロント棟)
棟数: 全7棟 うち5棟貸切タイプ、2棟に8室(1棟3室+1棟5室)
客室単価: 9,900円~(1室2 名利用時の1 名料金/税別・サービス料込)
電話番号:077-516-7475(10:00〜21:00)
公式HP:http://hotel-koo.com/
Facebook:https://www.facebook.com/otsuhyakucho.koo/