暖かくて楽しい「薪ストーブのある暮らし」
家づくりの話
人ははるか昔から火に親しんできました。
暖をとる、煮炊きをする、暗闇を照らす。
現代では関わりが薄くなってきている「火」を、日々の暮らしの中にもたらしてくれるのが薪ストーブです。
体を芯からあたためてくれるだけでなく、ゆったりとした炎のゆらぎや、静かに木が燃える音、香りなど、その心地よさを五感で感じられるのが魅力。
火の周りには自然と人が集まり、だんらんが生まれます。
火に安らぎや癒しを感じるのは、太古の記憶が呼び戻されるからかもしれません。
今回は、そんな魅力がたくさん詰まった薪ストーブについてご紹介します!
◾️芯から暖まる薪ストーブ
薪ストーブは、燃料である薪を燃やしてストーブ本体をあたため、その本体から放出する遠赤外線の「輻射熱(ふくしゃねつ)」で周囲をあたためます。
エアコンやファンヒーターは風を送って空気をあたためるので、風が体に当たると不快感を持つ人もおりますが、薪ストーブの輻射熱は、周囲にいる人や壁・天井などを直接暖めて蓄熱させるので、心地よいあたたかさがあります。
蓄熱された壁や床、天井はゆっくりと時間をかけて放熱するので、あたたかさが長続き。
お家の断熱性能が高いと、その効果はより長持ちします。
(お家の断熱性能についてはこちらの記事をご覧ください→https://taniguchi-koumuten.jp/look/blog/entry-1020.html)
谷口工務店のお家で薪ストーブを使っていらっしゃるホームオーナー様から「夜に薪ストーブをつけておくと朝までほんのりあたたかい」というお話もよくうかがいます。
◾️ 薪ストーブ料理を楽しもう!
薪ストーブは本体が熱くなるので、天板の上にやかんを置いてお湯を沸かしたり、お鍋を置いて煮込み料理ができます。
寒い冬に火を囲みながらのティータイムや食事の時間は格別ですね。
他にも、薪ストーブでつくる焼き芋は、ホクホクで絶品!
作り方は簡単。さつまいもを濡れた新聞紙でくるみ、アルミホイルを巻いて薪ストーブの中に入れておくだけです。
(「熾火(おきび)」=炎が上がっておらず薪が赤く燃えている状態のときに入れるのがベストです。)
同じようにして作った焼きリンゴに、砂糖やシナモン、バターをつけて食べるのもおすすめ。
また、薪ストーブ内に設置できる台があればピザを焼くこともできます。
市販の冷凍ピザでも驚くほど美味しく仕上がりますよ!
このように、暖を取りながら同時に料理を楽しめるのも薪ストーブの魅力です。
◾️ 薪ストーブのある住まい
谷口工務店でも、薪ストーブを取り入れたお家をたくさん施工させていただいております。
施工事例でいくつかご紹介させていただいておりますので、ぜひご覧ください。
「竹林を望む家」
https://taniguchi-koumuten.jp/look/gallery/full_order/entry-709.html
「八幡山を見渡せる二階リビングの家」
https://taniguchi-koumuten.jp/look/gallery/full_order/entry-708.html
「二本の大樹を眺めるダイナミックリビング」
https://taniguchi-koumuten.jp/look/gallery/full_order/entry-948.html
薪ストーブは本体や煙突の設置工事が必要になるので、間取りの検討段階から計画しておくとスムーズです。
ご要望・ご予算に合わせた、ご家族の暮らしに寄り添う住まいを、プロとしてご提案させていただきます。
ご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
次回は、薪の入手方法やメンテナンス方法についてご紹介します!
参考・写真引用:ファイヤーサイド https://www.firesidestove.com/