「富山ブラック」
谷口工務店の日常
こんにちは!経営財務課のたなかです。
ゴールデンウィークが過ぎ、一気に暑い天気になりましたが、
皆さまはどのようにお過ごしでしょうか?
私は先日、砺波地方の散居村の風景をぜひ生で見てみたいと、富山に出かけてきました。
天気も何とか回復し、のどかな田園風景を見ることができました。
靄がかかっていて見えにづらいのですが、この写真の建物のある特徴について
お気づきになられるでしょうか。
散居村の言葉どおり、1軒1軒の家が離れて建っていることはもちろんですが、実は屋根の色です。
どの家も屋根は真っ黒の瓦葺きになっています。
原因は冬期、豪雪となるため、積雪の重みに強い「瓦屋根」が選ばれてきたことと、
その瓦に黒い釉薬(ゆうやく)を塗って、雪が滑り落ちやすくしているためです。
富山県全域に渡ってこの特徴が見られ、色々な外観のお家がありますが、
屋根はほぼこれで統一されており、景観としても特徴的で大変美しいのです。
これは決して法律で規制されたものではありません。
しかし、美しい街並みには、何らかの共通のキーワードが隠されているものです。
皆さまがマイホームの夢を思い描く際のヒントになりましたら幸いです。