「竹富島へ」。
谷口工務店の日常
こんにちは!
設計部雪組の わしやま です。
先日、少し遅めのゴールデンウィーク休みをいただいて、沖縄の竹富島に行ってきました。
沖縄では、ある植物の花が見頃を迎えていました。
関西ではあまり見かけない花ですね。こちらは、「月桃の花」です。
月桃とは沖縄で育つハーブの一種です。
谷口工務店では身近な植物なのですが、ご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
当社では、新築やリフォームのお宅にもよくこの「月桃紙」という壁紙をつかっています。
その名の通り、この月桃を織り込んでつくられた、自然素材の和紙の壁紙です。
月桃の花を眺めながら進んでいくと宿に到着します。
この旅の目的地、「星のや 竹富島」です。
ここは「暮らすように滞在できる」ということで、沖縄の民家を模して設計された、一棟貸しのお部屋です。
沖縄はこの時期でも気温が30℃近くで真夏の気候なのですが、この家はとても良い風が抜けて、
いつの間にかうウトウト・・・としてしまいます。
一年を通して暖かい気候だからこそ、風が抜けることを考えられて建てられている沖縄の民家。
滞在中のほとんどを窓を開け放して過ごしました。
30℃を超えているとは思えないほど快適で、先人の知恵を感じ、
土地にあったお家を設計するということがいかに大切かということを肌で感じました。
今まで旅行と言えば、その土地の建築を見に行ったり観光地を歩き回ったりと
割とアクティブな旅ばかりだったのですが、今回はゆっくりと滞在を満喫する旅でした。
「旅行して、あまり動かないなんてもったいないんじゃないか」と思っていたのですが、
むしろゆったり過ごしたからこそ気づけることがたくさんありました。
宿を楽しむ旅、おすすめです。
皆さまも機会があればぜひ訪れてみてください。