スタッフブログ

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リフォームでも暖かく暮らせるの?「断熱リフォーム」の方法①

設計

寒さが厳しいこの季節。
築年数の古いお家にお住まいの方は、足元や窓からの冷え、高くなる暖房費に悩まれている方も多いのではないでしょうか。

「新築の家でなければ、暖かく暮らすのは無理だ」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
リフォームでも十分暖かいお家にすることは可能なのです!

リフォームで暖かく過ごすためには、どんな対策が必要か、実例を元にご紹介します。



■そもそも、昔の家はなぜ寒い?


お家が寒いことの原因は、「断熱性」「気密性」が低いことにあります。

断熱性・気密性が高いことの重要性については、以前のブログでもご紹介しておりますのでぜひご覧ください。

▼少しの暖房で家中ぽかぽかに!〜高気密・高断熱の家〜
https://taniguchi-koumuten.jp/look/blog/entry-1020.html


現在では、家を新築する際には、法律に基づいて断熱性能・気密性能に一定の基準が定められていますが、その法律が初めて制定されたのは、1979年(昭和54年)のこと。

「省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)」といい、この法律をもとに「省エネルギー基準(昭和55年基準)」がつくられ、その後もたびたび改正・強化が重ねられ、現在に至ります。



このように、最近の建物であれば基本的な断熱性能・気密性能の基準が高くなっていますが、築年数が古くなればなるほど、断熱性能は低いと考えられます。

そして、40年以上前に建てられたお家であれば、「断熱材が全く入っていない」というお家がほとんどです。

すると、エアコンや石油ストーブなどをつけていてもすぐに熱が外に逃げてしまい、暖房費はかかるのに全然暖かくない...ということが起こります。


こういったお家に必要なのが「断熱リフォーム」です。

具体的にどのような工事をするのか、お家の部分ごとにご紹介していきます。


【壁】の断熱リフォーム


壁の断熱方法には様々な種類がありますが、大きく分けて「内断熱」と「外断熱」の2つの方法があります。
木造の一戸建て住宅の場合は「内断熱」が一般的です。



内断熱とは、文字通り壁の内側から断熱すること。
柱と柱の間に断熱材を設置します。


■【床】の断熱リフォーム



床の断熱リフォームは、フローリングや畳など床材をはがし、床材を支えている「根太(ねだ)」の間に、パネル状断熱材を挟み込むように追加していきます。

古いお家特有の、つらい底冷えには床断熱が効果的です。


【天井・屋根】の断熱リフォーム



夏場の屋根裏は気温50℃以上になることもあるほど、熱がこもりやすい場所。
冷房の効率にも大きく影響します。

天井裏の床(天井材の上)に断熱材を配置したり、屋根側に断熱材を配置して対策します。


断熱材の種類


断熱材にも様々な種類があり、それぞれ性能や金額も異なります。

一般的によく使われている断熱材をご紹介します。


《鉱物系》
コストが安く、防火性に優れているため、多くのメーカーで使用されています。


●グラスウール
ガラスを細い繊維状に加工した断熱材。
燃えにくく、吸音性が高いことから防音に利用されることもあります。
価格も安価なため広く普及しています。


●ロックウール
玄武岩や鉄鋼スラグなどを溶かして繊維状にした断熱材。
グラスウールと同様、燃えにくく、熱に強い素材です。


ロックウール


《石油系》
価格が高い一方、断熱性能が非常に優れています。


●ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)
ビーズ状にしたポリスチレン樹脂を発泡させた断熱材。
発泡スチロールと同じ素材です。


●押し出し法ポリスチレンフォーム
ビーズ法ポリスチレンフォームとほぼ同じ素材を、発泡させながら押し出して、固い板状に成形した断熱材。


●硬質ウレタンフォーム
ポリウレタン樹脂に発泡剤を加えた断熱材。
ボード状のものと、現場で吹き付ける(壁などに直接固着させる)タイプのものがあります。


●高発泡ポリエチレンフォーム
ポリエチレン樹脂に発泡剤を加えたボード状の断熱材。
他の石油系断熱材より柔軟性があるので狭い部分に充填しやすいのが特徴です。


●フェノールフォーム
フェノール樹脂に発泡剤や硬化剤を加えた断熱材。
非常に断熱性能が高く、石油系の中では防火性にも優れていますが、価格が高いのがデメリットです。


●ポリエステル
ペットボトルを再生したポリエステル繊維でつくられる、ボード状の断熱材。
万が一燃えても炭酸ガスと水に分解され、有害ガスを発生させません。


硬質ウレタンフォーム


《自然系》
断熱材の製造過程で排出するCO2が少なく、環境に配慮された断熱材です。
断熱性能は石油系よりもやや劣り、価格が高いのがデメリットです。


●ウール
羊毛が材料の断熱材です。

●セルロースファイバー
新聞の古紙などを粉砕して綿状にした断熱材です。


セルロースファイバー


■断熱材の性能だけでなく、施工技術も断熱性能を左右する


以上が、主に使用されている断熱材です。
それぞれメリット・デメリットがありますので、施工会社がどのような考えでどんな断熱材を選んでいるのか確認すると良いでしょう。

また、どんなに断熱性能の高い断熱材を選んでも、正しい工事が行われなければその性能は発揮できません。

施工会社の技術も断熱性能に大きく影響しますので、実際にお住まいされているお客様のお家を見学させていただくなど、実際の性能を確かめるのがおすすめです。


当社では、実際にお住まいしているお客様のお家を訪問する見学会を毎月開催しています。



新築のお家やリフォームのお家、築年数や間取りなど、毎月異なるお家をご見学いただける人気のイベントです。



今回は壁、床、天井の断熱リフォームの方法や、断熱材の種類についてご紹介しました。

次回は、お家の中で最も外からの熱が伝わりやすい開口部である「窓」の断熱対策についてもご紹介します!


当社のリフォームの事例については下記リンクからもご覧いただけますので、ぜひご参考にご覧ください。



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