スタッフブログ

谷口工務店のスタッフが、
日々の思いを綴っています。

魅力多き「造り付け家具」

家づくりの話

設計部のうめさかです。

今日は「造り付け家具」のお話です。

造り付け家具とは、建築・大工の工事で作られる家具のことです。
後から購入したり、取り付けがちな家具ですが、設計段階から考えておけば、お部屋の雰囲気にぴったりの収納家具を設置することができます。建築と一体なので移動させることは基本的にはできませんが、地震で簡単に倒れることはありません。隙間なく家具をつくることができるのがメリットです。

当社は設計士と大工が同じ会社におりますので、大工と相談しながら新しいデザインのお家や家具を作っていくことができます。どのような形でつくるのか、それが実際に工事可能なのかどうか、じっくりと話し合って決めていきます。

先日、お引渡ししたお客様のお宅で、少し変わった造り付け家具の工事をしました。



玄関先の<跳ね上げベンチ>です。

玄関は誰しも広くとりたいですが、そこまで大きなスペースが確保できない場合に有効です。
靴を履く時に下ろして使えます。上にレインコートを掛ける為、しずくが落ちても大丈夫なよう、跳ね上げ式として収納できるようにしました。留め具は当社の家具職人のオリジナルで革を使っています。

見た目もお家ととてもよく合っています。



吹き抜けの<ペンダントアーム>です。

吹抜けの上や天井の高いリビングなどから吊り下げ形の照明を吊るすと、明かりとしてだけではなく、インテリアとしても空間の特徴となります。そんなときに、ちょうど吹き抜けの真ん中に吊るすことができる、家具で作るアームです。

将来的に照明を取り替えできるよう、取り外しは可能です。
どんな暮らしをされたいか、どんなデザインがお好きかなどを細かくお聞きしながら、
ひとつひとつ作り上げる家具は、愛着をもって永くお使いいただくことができます。

家具のことでご質問があれば、「こんなことが可能ですか?」とお気軽にお尋ねください。

当社は、木でできることなら何でもやります!


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