おうち時間を楽しくする住まいのアイデア 「2階リビング×アウトドアリビング」
家づくりの話
外出の自粛が続いたゴールデンウィーク、みなさんはどのように過ごされましたか?
外に遊びに行けない分、お家の中でいかに楽しく過ごすか試行錯誤された方も多いのではないでしょうか。
そんなときに活躍するのが、家にいながら外の気分を楽しめる「アウトドアリビング」です。
ベランダやバルコニーが荷物を置いたり、洗濯物を干したりするだけの場所になっているのはもったいない!
今回はそんなアウトドアリビングについての特徴や魅力をご紹介します。
■アウトドアリビングとは?
アウトドアリビングとは、中庭やテラス、ベランダなどをリビングの外に一続きになるように配置し、屋外空間もリビングのように使おうというアイデアです。
欧米ではよくある光景で、ベランダやウッドデッキにテーブルやベンチを置いて、軽食やティータイムを楽しむなど、くつろぎの空間になります。
屋外空間を家の延長と捉えることで、リビングやダイニングの空間が広がります。
また、1階に設けるか2階に設けるかで楽しみ方が変わるのも魅力です。では、どんな違いがあるのか見ていきましょう。
■1階アウトドアリビングの特徴
1階の場合、屋内リビングから庭まで一体となり、緑を楽しめるのが魅力です。
お庭を広く活用できるので、水遊びやお子さんのプール、バーベキューなどもしやすく、ご近所の方やお子さんのお友達など、来客も招きやすくなります。
道路や隣家からの目線が気になる場合がありますが、植栽やフェンスで視線を遮ることで、プライバシーを確保しつつ開放感を得られます。
■2階アウトドアリビングの特徴
2階のアウトドアリビングは、道路からの視線を気にすることなくくつろげるのがメリット。
ゆったり読書をしたり、アフタヌーンティを楽しんだり、観葉植物を置いたり、ご家族だけの空間にぴったりです。
また、夜でも安心して過ごすことができるのも魅力。ランタンやキャンドルを置くだけで素敵な雰囲気になります。
2階にアウトドアリビングを設ける場合、格子戸を設けるのがおすすめ。
隣家からの視線を遮りつつ、光や風が通り抜けます。
■リビング×アウトドアリビング
1階・2階どちらであっても、リビングとベランダやウッドデッキと床の高さをそろえることで、より一体感が生まれます。さらに窓を大きく設けることで、屋内空間がより開放的になります。