着工式で心をひとつに
谷口工務店の日常
みなさま、こんにちは。谷口工務店 経営管理部の香川です。
先日、着工式に出席させていただきました。
「着工式」とはお施主様と谷口工務店社員、業者さんの顔合わせ式。
工事が始まる前にお施主様ご家族と、担当の設計士、大工、屋根屋さんや左官屋さん、電気工事の職人さんなど、家づくりに携わるスタッフが一堂に会し、想いを共有して家づくりにのぞみます。
スタッフはお施主様と顔を合わせ、お施主様の想いを直接聞くことで「このご家族の家を作るんだ」と、より一層作業に気持ちが入ります。
お施主様にも「どんな人が自分の家を建てるのか」ということを知っていただくことで、安心して工事を任せていただけます。
今回出席させていただいたのは、I様ご夫婦の着工式。
拍手でお二人をお出迎えし、乾杯の後、お弁当をいただきながら、スタッフひとりひとりが自己紹介をします。
自分はどんな仕事をするのか、この家づくりにかける想いをひとりひとりが語りました。
お二人にも自己紹介していただきました。
そして、奥様から印象深いお言葉をいただきました。
「わたしたちは何ごとにおいても、プロセスを大事にしています。
家ができる過程の中で、わたしたちがどれだけ関わっていけるかが重要だと思っています。
毎回打合せをして、帰りの車の中で、ここはこっちのほうがよかったかな?と相談したり、主人がいろいろと悩みながら決めている様子を見たりして、これがわたしたちの叶えたかった家づくりだと感じています。
ここにいるみなさんで、一緒にいい家をつくりあげたい。」
家づくりのあるべき姿を再認識させていただき、わたしの胸に響きました。
結婚式もすべてオーダーメイドでつくりあげたというお二人。
こだわりを持って家づくりに取り組まれる様子に、わたしたちもその分心を込めて工事を進めていかなければ、と気が引き締まります。
担当大工の髙橋より、工事工程のご説明をしました。具体的に写真を見ると、完成までのイメージが膨らみます。
最後は、みんなで記念撮影をし、ひとりひとり握手を交わしました。
時代がどんなに進んで技術が進歩しても、家は最終的には人の手で作るもの。
お客様の顔が見えているかどうか、そこに気持ちがあるかどうかで、同じ図面であっても仕上がる家には差が表れます。
家づくりに携わるスタッフ全員が「このお施主様のために最高の家を建てよう!」という想いを持って全力で家づくりに取り組むことでいい家が出来上がり、お施主様に喜んでいただける。
そのお施主様が喜んでいらっしゃる姿を見て、私たちは喜びや、やりがいを感じることができます。
普段、お客様と直接関わることの少ないわたしたち経営管理部にとって、着工式はお客様の想いを受け取る非常に貴重な場です。
笑顔がまぶしいすてきなご夫婦。
その笑顔にパワーをいただき、感謝するとともに、また日々の業務に心を込めて取り組んでいこうと改めて感じました。
I様のお家づくりを、社員、業者一同、誠心誠意進めて参ります!
どうぞ、よろしくお願い致します。