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日々の思いを綴っています。

「HOTEL 講 大津百町」の楽しみ方 〈13〉改めて滋賀の魅力を探る旅

谷口工務店の日常

皆さまこんにちは。カスタマーセンターの佐藤です。
例年より梅雨入りが遅い年になりましたが、やはり晴れ間が見えると嬉しいですね。

さて、私は先日、2018年に当社が手掛けた「HOTEL 講 大津百町」に宿泊しました。
JR大津駅付近、旧東海道沿いに7棟点在する、古民家を改装したホテルです。

住んでいる滋賀県を改めて旅行する気分、なかなか新鮮です。
今回は、地元・滋賀を巡った2日間をご紹介致します。

【1日目】

旅のお供は、岡山県と京都市の友達。「女3人旅」となりました。
JR大津駅に集合して車を50分ほど走らせ、まずは「びわこテラス」へ向かいました。

「びわこテラス」はスキー場「琵琶湖バレイ」にできたテラス。標高1,100mから琵琶湖を望めます。スキーでは何度も訪れたことがありましたが、テラスは初めて。

新しくできたゴンドラの乗車時間は約5分。ぐんぐん上がっていきます。



頂上に到着。着いた瞬間、空気が少しひやっとしました。高地だからですね。
真夏は涼しくて気持ちよさそうです。
天気は少し曇っていましたが、琵琶湖を望むことができました。

平日午後ということで現地は比較的空いていました。見晴らしの良いカフェには、珈琲などのソフトドリンクや、ジェラートが販売されています。カフェは15時30分オーダーストップなので、午後遅めだと、カフェの特等席に座れる確率があがりますよ。

綺麗な写真が撮れるポイントがたくさんあるので、ご家族やお友達ともオススメです!


夕方に、フロントのある「近江屋」でチェックインを済ませ、宿泊先の「丸屋」に向かいます。
商店街の中にある、一棟まるごとステイできるお部屋です。


明石産のカレイと三重県産のアオリイカのお刺身

リビングには北欧のソファ。小さな中庭が見えて気持ちいいです


友達が「素敵~!」と、パシャパシャ写真を撮りまくるので、落ち着くまでに時間がかかりました(笑)。
ホテルでひと息ついた後、JR大津駅から電車に乗り、草津駅から徒歩3分『滋味康月』(じみ こうげつ)へ。


古民家風の落ち着いた佇まい「滋味 康月」


山菜や川魚、ジビエなど滋賀の豊かな恵みの懐石を楽しめる人気店だけあって、
どの一皿も、美しくて繊細。とても美味しかったです。

食事を堪能した後はホテルに戻り、他のお客さんに気を遣うこともなく、わが家のようにゆったり語らいの時間を楽しみました。


【 2日目 】

翌朝は、昨日チェックインした近江屋にて朝食。
琵琶湖産の川魚や、滋賀県名産の赤こんにゃくなど地元の素材にこだわっています。


人参や、小松菜など発酵させた健康ドリンクもついていました


「えびと豆の炊き合わせも、京都に近いということで味付けも薄味になっています」とお店の方。
料理のことだけでなく、滋賀の歴史についてもお話してくれました。滋賀県民でも知らないお話をたくさん聞けて、勉強になりました。

チャックアウト後は、お散歩がてら、ホテルのある商店街を散策。


プロから家庭で使える刃物を取り揃えた「三省堂」さん

京都・滋賀の漬物屋で唯一の宮内庁御用達「八百与」さん

モダンな空間に季節の花が並ぶ「花宗商店」さん

滋賀県産の川魚、活魚の佃煮など販売「タニムメ水産」さん


歴史あるお店が軒を連ねていて、あっという間に時間が過ぎました。
お店の方とお話しながら買い物をするのは、昔は当たり前だったんですよね。

今は生産者の顔が見えないまま商品を購入することに、何の疑問も持たない世の中になりました。
便利ではありますが、『顔の見えるお買い物』、楽しいですよね。


商店街を堪能した後は、湖周道路をドライブしながら、近江商人の地「近江八幡」へ。

まずは、最近人気で、観光スポットにもなっている「ラ コリーナ」に行きました。
和菓子やバームクーヘンで有名なたねやグループが手がける複合施設。この地限定のバームクーヘンや生どら焼きなどが販売されていて、カフェもあります。


ラコリーナは、イタリア語で「丘」という意味。建物は、建築家・建築史家の藤森照信氏の設計

ここでしか買えない限定スイーツも豊富

1階は主に販売、展示スペース。2階にカフェがあります


館内全体に、甘いいい香りが漂っています。お菓子を焼いている様子もガラス張りで見学できます。
バームクーヘンを買って、ラコリーナを出発。

車で5分ほどのところにある「近江八幡日牟禮」(ひむれはちまんぐう)へ。

日牟禮八幡宮は、昔、近江八幡から全国へ旅立った近江商人たちも、出立前や帰郷の折には必ずここにお詣りするなど、人々が行き交うにぎわいの場所でした。


日牟禮八幡宮。二大火祭の「左義長まつり」「八幡まつり」は国の選択無形民俗文化財

日牟禮八幡宮の境内のかたわらには、たねやが運営する和洋菓子のお店やカフェ、古民家を再生した展示スペースなどがあります。
なかでもひときわ目を引くのが「八幡堀」。

時代劇のロケ地として有名で、数々の映画やドラマの舞台にもなってきました。この日は、その場で船に乗って、遊覧を楽しみました。水辺の花と目線が同じ高さになって、風情がありとても綺麗でした。


八幡掘の全長は4,750メートル。船は1000円で約30分間乗船

たねやの「つぶら餅」は1個80円。中に粒あんがはいっています


最後は、スイーツを食べて休憩。
涼しい空間で焼きたての「つぶら餅」をいただきました。

普段、見過ごしがちな滋賀の魅力を、今回の宿泊を通じて再発見できた貴重な2日間でした。
友達も大満足で帰途につきました。

皆さまもぜひ、滋賀の魅力を改めて探しに出かけてみませんか?

<紹介したスポット>

○「びわこテラス」
滋賀県大津市木戸1547-1
電話:077-592-1155

○「滋味 康月」
滋賀県草津市大路1丁目11-14 フロント草津ビルB1F
電話:077-562-2238

〇「花宗商店」
滋賀県大津市中央1−2−30
電話:077-521-1187

〇「刃物や三省堂」
滋賀県大津市長等2丁目 1-19(菱屋町商店街)
電話:077-574-7035

〇「八百与」
滋賀県大津市長等2-9-4
電話:077-522-4021


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