「家」と「庭」のつながり
谷口工務店の日常
皆様、こんにちは。谷口工務店 設計の冨田です。
師走の慌ただしい季節。2019年も残りわずかとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は先日紅葉を見に、滋賀県湖東三山の金剛輪寺に行ってきました。
晩秋の深紅に染まる色鮮やかなもみじは「血染めのもみじ」として広く知られています。
一番良いタイミングで行くことができたので、一面に広がる真っ赤なもみじは、写真で見る以上に綺麗でした。
足元も、まるで絨毯のようにもみじが敷きつめられています。
私は子どものころからお庭が好きで、建築が好きになったきっかけもお庭でした。
現在私は、京都で土地の裏に宮内庁管轄の森がある、住宅の設計をさせていただいております。
裏の土地には、桜ともみじが列色されており、季節ごとに表情を変える非常に魅力的な敷地です。
お家を建てる際には、内部の動線や明るさだけでなく、
外部とどのようにつながるか?キッチンに立った時やソファに座った時、そこからどのような風景が見えるか?
といった、お庭との連続性も非常に重要なポイントです。
当社では設計前に何度も敷地を見に行き、その土地とお客様にあった、1つだけの注文住宅を設計させて頂いております。
また、お庭も含めた、暮らしにまつわる身の回りのものをトータルでサポートさせていただきます。
紹介させていただいたお家は、年明けから本格的に工事が始まるので、完成は春過ぎの予定です。
裏の森の緑は生い茂り、桜も美しい季節。
いきいきとした緑とともに、お客様の新しい暮らしがスタートすることが今から楽しみです。